【院試 有機化学対策】院試で使ったマクマリー有機化学|オススメな人・合わない人

院試

「院試の有機化学対策をしたいけど、どの参考書を使えばいいか分からない…」

そんな方に向けて、僕が院試時代に実際に使っていたマクマリー有機化学を紹介していきます。
マクマリーを選んだ理由や、良かったところ、合わない人など解説していきます。

この記事でわかること

  • マクマリー有機化学の良さ
  • マクマリー有機化学が向いている人・合わない人
  • 筆者が外部院試で実際にマクマリーをどう使っていたか

マクマリー有機化学とは?

マクマリー有機化学は、大学レベルの有機化学を反応理解に重点を置いて解説してくれている教科書のことです。

上・中・下・解答(英語版のみ)で構成されており多くの大学で使用されており、有機化学の中ではかなり定番の教科書です。

院試勉強でマクマリー有機化学を選んだ理由

僕が院試勉強でマクマリーを使っていた理由は大きく4つあります。

  1. 大学の授業で使っていた
  2. 説明文がわかりやすいと感じていた
  3. 問題演習の量が豊富
  4. 受験先の大学院でも使われていた

特に重要なのは、34です。

院試で筆記試験がある場合は、ある程度の問題演習が必要です。マクマリーは章末に多くの問題が用意されていますし、章の説明文をしっかり読込めば解ける問題がほとんどです。

また、受験先の大学院で使われている教科書であることも非常に重要です。
使用している教科書は、数年単位で変わることもあるので、知らない方は研究室訪問の際に聞いてみましょう!

マクマリー有機化学を実際どう使ったか?

僕の場合は、過去問を解いて分からない部分や弱い部分を補強するためにマクマリーを使いました。

そのために過去問⇄マクマリーのサイクルをひたすら回しました。
実際の勉強方法については、こちらの記事を参考にしてください。

院試勉強で過去問はどう使う?|過去問の使い方を解説
院試勉強において、過去問は非常に重要です。過去問を解くことで問題の傾向や苦手分野を知れるだけでなく、試験に対する恐怖心が減ることもあります。

マクマリー有機化学の良いところ

ここから、マクマリー有機化学の良いところについて解説していきます。

  1. 反機機構をしっかり解説している
  2. 反応がシンプルに理解しやすい
  3. 問題演習量が豊富
  4. 有機化学の面白さが伝わる

①:反応機構をしっかり解説している

マクマリーの特徴として、反応機構をしっかり解説している点があります。

院試の問題でも、反応機構を書く問題はよく見るため反応機構の理解はとても大切です。
完全に流れを暗記しようとすると苦しいので、「この基質から電子が動き出しそうだな…」や、「ここに電子が攻撃しそうだな。」といった予想をしながら読み進めて行きましょう。

②:反応がシンプルに理解しやすい

マクマリー有機化学は、反応の理解に重きを置いている印象です。

例えば、SN1反応やSN2反応がどういう場合に起きやすいのかなどを理解しやすいです。
こういった理解があれば、見たことのない反応であっても応用することができます。

③:問題演習の量が豊富

マクマリー有機化学は問題演習の量が豊富です。

問題の質的にもちょうど良い難易度ですし、章の説明文を読めば分かる問題が多いです。
独学や異分野から化学の勉強をするときにもオススメできる教科書だと思います。

私自身も、有機化学の参考書はほとんどマクマリーだけを使っていましたが、問題なく院試を突破できました。

④:有機化学の面白さが分かる

正直、これは賛否あるかも知れませんが、マクマリーは読んでいて本当に面白いです。

章全体の説明文も理解しやすいですし、身近な例などを挙げていたりして、他の参考書より読んでいて楽しいです。

実は僕は高校生の時有機化学はそこまで好きではありませんでしたが、大学で勉強していく中で有機化学の魅力にどっぷり浸かった感じです。

マクマリー有機化学が向いている人

マクマリー有機化学が向いている人は以下です。

  • 反応機構の理解を重視している人
  • シンプルに理解したい人
  • 定番教科書を使いたい人

※3番目の「定番教科書を使いたい人」というのは、院試においては「受験先の大学院で使用している教科書が分からない人」や「指定の教科書が難しすぎる」という人向けの話だと思ってください。

受験先の大学院で使っている教科書をまずは優先するので良いです。

マクマリー有機化学が合わない人

マクマリー有機化学が合わない人の特徴です。

  • 英語の解説に拒絶反応を起こす人
  • かなり深く反応原理を理解したい人

英語の解説に拒絶反応を起こす人

マクマリー有機化学には解答が英語版しかありません。

「英語が本当に苦手…」という方にとってはマクマリーを進めるのが嫌になるかもしれません。

ただ、正直に言うと大学院に行くなら英語からは逃げられません…。マクマリーで使われている単語は一見すると難しそうですが、専門単語なので調べると割と理解できます。

マクマリーの解答を読んで、完全に理解できる!という状態は厳しいかもしれません。分からない単語を調べながら進めればOKだと思います。(実際僕もそうでした)

最悪、翻訳アプリも充実しているのでそれもアリかなと思います

かなり深く反応原理を理解したい人

「なぜこの反応が起こるかまで完全に理解したいんだ!」という完全理解派には少し向かないかもしれません。

マクマリーでは、反応そのものの理解は進められるものの、「なぜこの反応は進行するのか?」まであまり詳しく載っていません。

マクマリーだけでも十分院試レベルに対応できますが、かなり高いレベルにしたい人には他の参考書も視野に入れた方がいいと思います。

まとめ

今回の記事では、有機化学の院試対策の参考書としてマクマリー有機化学を紹介しました。

  • マクマリー有機化学は院試対策に使える
  • 反応をシンプルに理解したい人、問題演習をたくさんしたい人にオススメ
  • 英語に拒絶反応ある人、「なぜ反応が進むのかまで完全に理解したい人」には向かないかも
  • 有機化学に関しては迷ったらマクマリーでいいと思う

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