今回は、化学系の大学院受験対策として、オススメの無機化学の問題集を紹介していきます。
有機化学や物理化学は、いろんな教科書が販売されていて、それぞれの教科書にメリットやデメリットが存在します。
しかし、無機化学だけはとりあえずこれがオススメという問題集があります。僕自身も使っていた物ですし、周りの大学院生を見てもこの教科書の使用者が圧倒的に多かったので紹介していきたいと思います!
受験科目としての無機化学の位置づけ
最初に少しだけ、院試における無機化学の位置づけについて解説します。
化学系の大学院試験では、だいたい、
- 有機化学
- 無機化学
- 物理化学
- 化学工学
- 生物化学
- 化学英語
- 面接や小論文、研究計画書
- などなど…
が課せられます。
無機や物理化学、化学工学などは選択になっていることも多い。(大学院によって科目が少しずつ異なります)
筆記試験がある場合は、面接や小論文よりも筆記試験の重要性が高いことが多く、無機化学が科目にある場合は、しっかり対策していく必要性があります。
無機化学対策には、「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」がオススメ
無機化学の試験対策には、「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」がオススメです。
良いところ①:問題数が多すぎず、少なすぎない
大学生向けの無機化学の専門教科書は、
このどちらかが多いです。
「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」は、問題の量が程よくあって、試験対策にちょうど良いのです。
良いところ②:問題の汎用性が高く、難易度もちょうど良い
無機化学の教科書を読んでいると、たまに例題が載っていることがあります。
しかし、僕は難しすぎて「何言ってるのかちょっとわかんない状態」になっていました…。専門書で載っているような例題は、院試ではほとんど見かけないです。
「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」は、問題自体が大学院入試問題を中心に作成されているので、院試の過去問でも同じような問題を見かけます。
難易度も「頑張れば理解できる・得意分野なら理解が深まる」という感じで、取組みやすかったです。
良いところ③:解説が丁寧で絞られている

良い問題集の特徴は、解説が丁寧かどうかです。
この本は問題数も多くないので、その分解説が丁寧に書かれている印象です。
専門書は、学問としての詳細な説明や歴史まで書いていたりして、どこが重要かわかりにくかったりします。
院試対策する上で、本質の理解は大切ですが、よくでる内容に絞って理解を深めたほうが効率がいというわけです。
デメリット:無機化学が苦手な人には、やや難易度が高く感じられるかも
無機化学が苦手な人が最初からこの本に挑戦すると、難しいと感じる可能性があります。
「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」の難易度は、一般的な院試問題とほぼ同じレベル。最終的には解けた方がいいけど、初めのうちは、解説を読んで理解できればOK。
もし、難しさを感じるなら他の教材を読むよりも、
などのほうが効果的だと思います。他の教材に手を広げてしまうと、さらに悪化する可能性も高いからです。
実際、僕も海外の大学教授が解説しているYouTubeや授業資料を何度も見直して理解の補強を行いました。
「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」は、どんな人におすすめ?
最後に、本書が特にどんな人におすすめか書いていきます。
1問1問丁寧に進めて行きたい人
本書は、網羅的に無機化学のことを解説しているわけではなく、1つの問題を中心に理解していくタイプの本です。
何問も解き続けるより、1問を丁寧に理解したい人には特にオススメできます。
(問題数も少なくはないので、演習量も十分確保できるはずです。)
解説の丁寧さが欲しい人
専門書を読んでいても、解説が短すぎて理解できないという人も多いはずです。
そういう方にも、本書はオススメです。大学院関連の書籍では、ここまで丁寧に解説しているものは少ないから。
まとめ
今回は、院試の無機化学対策として、「無機化学演習 大学院入試問題を中心に」について紹介しました。
しっかり対策して院試を突破していきましょう!
